ベイビーレイズJAPANは解散してもエモーショナル

f:id:yu-zu_ki:20200510201710j:plain 私が今までの人生で応援したアイドルは1グループだけ。
それは、ベイビーレイズJAPAN
もう解散してしまったが、先日結成日の5月6日にYouTubeにてライブ映像が期間限定配信された。
「ベイビーレイズJAPANの楽曲は応援歌が多いので少しでもみなさんを勇気づけることができたら」とのこと。
解散した年である2018年のライブ映像。
懐かしさと楽曲の良さ、何より久しぶりに見るメンバーが動く姿に当時の思い出がよみがえってきた。
そのライブの現場にいたわけではないけれど、応援していた頃の気持ち。
ライブが格別にいいグループだった。
毎回ライブに行けたわけじゃないけど、毎回最高を更新していくライブにとてもワクワクさせてもらった。
心の叫びが聞こえてくるような歌声、歌う姿が好きだった。
あんなに心に響く歌をアイドルとして歌っているグループを私は知らない。
可愛さやカッコよさだけではなく、音楽を歌を気持ちを届けるようなアイドル。
また、5人のメンバーひとりひとりの個性が魅力的だった。
被らないキャラクターでそれぞれ性格は違うけれど、それがグループとしてまとまりをもたせていた。
それぞれのキャラクターや得意なことを生かした役割分担があり、それがグループの中で1人1人の個人としても輝く場所となっていたように思う。
ただ、それが解散の理由になってしまったのかもしれない。
アイドルとして年数を重ね、いろいろ仕事をすれば将来的にアレやりたいコレやりたいと思うこともそれぞれでてくるだろう。
それがアイドル活動をしていることによってできない、やりたいことをやろうとするとアイドル活動ができないという状態になってしまったのかもしれない。
もともと5人全員がアイドルになりたいと思っていたわけではない。
やっていくうちに「アイドル」になっていった子もいる。
個人としての活動を優先していきたい場合には、脱退、卒業、解散のほかないのだろう。
個人的にはアイドルとしてのグループ活動は年1~2回ライブをやってくれたらそれで十分だから続けてほしいと願ったけれど。
ただ、ベイビーレイズJAPANが個人の脱退、卒業ではなく、解散という道を選んだことに関しては私はとても良かったと思う。
メンバーが減っても新しいメンバーが加わっても活動はできただろう。
それがいい方向に進むこともあるが、やはりあの熱さやエモーショナルなライブはあの5人だからだったと思う。
グループとして輝きながら1人1人を尊重できていたのもあの5人だったからだと思う。

解散して1年半ほどだが、時期を見極めて映像を配信してくれるスタッフさんたちの思いにとても愛を感じる。
まだ登録したままのファンクラブのメールが届いたときには少し鳥肌が立った。
そして、ライブ配信中の視聴者のコメントにも熱い思いを感じる。
ファンだった人が見ているわけだから当たり前かもしれないが。 スタッフさんもファンもエモいよね。

解散ライブ後にアップされた動画のコメント欄には「もっと早く知りたかった」という言葉を多く見かけた。
そういう人たちが見ていたらいいなと心底思った。
ベイビーレイズJAPANが今、存在しないことはとても寂しいけれど、存在していたことを証明するもの、そしてベイビーレイズJAPANを好きな人の思いをこうして目にできたことがとても嬉しい。
こういうのを見るとついつい再結成を期待してしまうが、今後は個人として活躍している姿を見れたらいいなと思う。
そして私も時々あの頃の気持ちや励ましてもらった楽曲、日本一を目指して頑張っていた彼女たちを思い出して元気をもらっていけたらいいなと思う。
これからもいい思い出として過ごしていけたらいいと思う。