乗り物酔いは旅行の敵!予防と対策
乗り物酔いでせっかく楽しいはずだった旅行が残念な思い出になったなんてことありませんか?
私は大人になった今でも乗り物酔いすることがたまにあります。
小学生の頃は特にひどくて、バスで遠くまで行った遠足や校外学習でとても嫌な思いをしました。
現地に到着しても体調が悪く、なかなかみんなのところに合流できなかったり、参加するはずだったイベントに参加できなかったり。
できればそんな思い出作りたくないですよね。
なぜ乗り物酔いをするのか
乗り物酔いには平衡感覚と視覚情報が大きくかかわっています。
実際に目に見える視覚的な情報と平衡感覚を司る三半規管にズレが生じると自律神経がバランスを崩し乗り物酔いを発症します。
視覚情報と平衡感覚が大きくかかわっていることを実感する方法があります。
本当に乗り物酔いと同じような感覚になるのでお気をつけください。
目を閉じたまま頭を左右に数回振ってみてください。
あまり気持ち悪いと感じないのではないでしょうか。
それでは次に目を開いて頭を左右に数回振ってみてください。
どうですか?
乗り物酔いのようにめまいや気持ち悪さを感じませんか?
これで視覚情報と平衡感覚が大きくかかわっているのが分かります。
旅行前にも旅行中にも乗り物酔いの予防
乗り物酔いで残念な旅行にならないために日ごろできる予防、乗り物に乗っている最中にできる予防を実践してみましょう。
三半規管を鍛える
三半規管を鍛えるには日ごろから平衡感覚を養うことが大切です。
後ろ向きに歩いたり、回転する椅子でゆっくりクルクル回ったり、目を閉じて片足立ちすることで三半規管を鍛えることができます。
回転する椅子でクルクル回るのは予防になるとわかっていてもきついです。
あまり無理をしないように気をつけてください。
また、トランポリンやブランコなども平衡感覚を養うのにいいでしょう。
目から入る情報を減らす
乗り物で読書やスマホ、ゲームなどをする人がいますが、乗り物酔いする人は避けましょう。
視野を狭めますし、揺れている状態で読書、スマホ、ゲームをすると眼球が不自然な動きになり平衡感覚を失い、乗り物酔いを誘発します。
目線を上げ遠くを見るようにしましょう。
ガム、アメ、チョコを食べる
ガムやアメ、チョコを食べることで血糖値を上げ、脳を目覚めさせてくれます。
また、唾液が分泌されると三半規管の調子を整えてくれると言われています。
旅行中もし乗り物酔いしてしまったら
乗り物酔いは旅行の敵です。
私が実践してきて効果を感じられたものをご紹介します。
外の空気を吸う
乗り物を降りることができるなら一旦降りて休憩しましょう。
もし、降りることができなくて窓の開く乗り物であれば、窓を開けて外の新鮮な空気を吸って体内に取り込みます。
風にあたるだけでも気分が変わります。
また、匂いも乗り物酔いの原因となりますので、車内の空気を定期的に入れ替えることも大切です。
頭の位置を固定する
シートのリクライニングを倒し、姿勢を楽にして頭があまり動かないようにします。
できるだけ目から入る情報を減らすために目を閉じるのも有効です。
炭酸飲料を飲む
炭酸に含まれる成分が自律神経を整えて胃腸の不快感を軽減してくれるます。
一番のおすすめはジンジャーエールです。
しょうがには吐き気を抑える効果のあるジンゲロールやショウガオールという成分が含まれているからです。
柑橘系の飲み物は症状を悪化させるので避けてください。
まとめ:乗り物酔いで旅行を台無しにしないために
乗り物酔いには絶対効果があるわけではないですが、できる予防、対策があります。
①三半規管を鍛える
②目から入る情報を減らす
③ガム、アメ、チョコを食べる
①外の空気を吸う
②頭の位置を固定する
③炭酸飲料を飲む
あとは旅行前に体調を万全に整えることも大切です。
旅行が楽しい思い出であふれるように少しの予防と対策忘れずに!